一級建築士 法令集のセットアップのコツを紹介!|線引きから裏技?!まで

法令集一級建築士試験

こんにちは!

一級建築士試験の対策を始めるうえで、一気に体力を消耗するのが法令集のセットアップ(線引き・インデックス貼り)ではないでしょうか?
そこで今回は、法令集セットアップのコツをご紹介します!
(ここでは総合資格学院が販売している法令集を参考にご紹介しています)

 

インデックス貼り

これは大したコツはありません。(出鼻からなんだよ!) コツコツ貼っていきましょう!
ガイドラインが上・右・下にそれぞれ薄く印刷されていますので、それに沿って貼ると綺麗に貼れます。
また、インデックスにはページ番号が印刷されているので、参考にしてみてください!
大した枚数ではないので数日に分けて、1週間程度日課とすればストレスなく終わるはずです。

インデックスは、狙った条項にスムーズにアクセスするには欠かせないものなので、貼る場所を間違わないよう慎重に貼っていきましょう!

シール台紙に残っている空白のシールは大切なので、捨てずに保管しておいてください!!

 

 

線引き(アンダーライン引き)

みんなが嫌いな線引きですが、細かいコツを組み合わせるしか手はありません!

先づは引きやすく見やすい、好みにあった筆記具を見つけましょう!
基本は色鉛筆かボールペンです。
中でもオススメはフリクションボールです!ボールペンの明瞭さと消せるというメリットを兼ね揃え、色鉛筆と違い芯が減ることがないため、ロスタイムを減らすことができます!
また、色は基本的にはの二色が良いと思います!多色使いされる方もいますが、YES (〜とする)NO (〜はしない)に明確に明確に分けることで、読み込みスピードが格段に速くなります!
色についてはアンダーラインの引き方見本でも2色なので、それに倣って引いていきましょう!

 

また、線引きをする上では、定規も肝心となります。
まっすぐな線をフリーハンドで引ける方には必要ないと思いますが、条項丸ごと通して線引きをする部分も多くあるため、定規を当てて一気に引いた方が早いです。
何より、これからの戦友としてビシッと線が引かれた法令集を持つことは、モチベーションの向上にも繋がると思います。

前置きが長くなりましたが、定規はプラスチックものさしを使うのではなく、ポイントカードや下敷き、赤シートなど容易に曲がるがペン先は保持できる硬さのものを使ってみてください!
法令集はどの会社が出版しているものの一定の厚みがあり、開ききることは難しいと思います。曲面に定規を追従させることで、素早く線を引くことが可能です!

 

 

番外編:最後の裏技

ヤフオクで「法令集」と検索してみてください。
ほら、ヒットしたでしょう。

 

そう、セットアップ済み法令集が出品されています!!!
大体15,000円位なので1万円以上の作業費が乗っています!

どうしても線引きが苦手だったり、時間が取れなかったり、お金が有り余っていたりする方は落札して見ても良いかもしれません。
正直言って、線引き作業で法規の点数は1点も伸びないと思いますので。

 

ただ、気持ちの問題ですが他人がセットアップした法令集を戦友として、これからの長い戦いに挑むことができるでしょうか?
法規の試験も製図試験もある種の時間との戦いで、集中力が試されます。
上に法規の点数は線引きでは1点も伸びないと書きましたが、内容を覚えることによる点数アップはなくても、集中力・忍耐力が鍛えられることによる点数アップはあるかもしれません。

さあどうしますか?

 

 

まとめ

法令集のセットアップは長く苦しい作業です。
本気で1日中集中して引くことができれば終わると思いますが、そう集中力が続かないのが人間というものです。

そこでやる気を出すコツを一つご紹介します。
引き方見本を見てみてください。法令集は「法」「施行令」「施行規則」「関係法令」の順に並んでいます。
「法」「施行令」が線を引く部分が最も多く、後ろに行くほどまばらになります。(試験の出題範囲も基本的には同様です)
なので、実質的には法令集の前半1/4程度引き終えればほぼ終了です!!

法令集は見本通りに引いて終わりではなく、問題を解きながら自分好みに育てていかなくてはなりません。
確実に育てた法令集は試験当日きっと貴方の味方となってくれるでしょう。
試験が終わった後も数年間実務に役立つ(線引きされていると使いやすい)のも良い点です。(ただ、法改正には注意しましょう)

法令集の育てかたについては後日詳しく説明します!