こんにちは!けんちく太郎です!(@acedesign_I)
一級建築士は建築関係の資格の中でも難易度の高い資格として有名です。
受験には学歴要件や実務要件があるため誰でも受けれるわけではないため、建築を学んでいる人が受験者であるにも関わらず、例年の合格率は、学科約18%製図約40%で総合合格率12%前後という国家資格の中でも比較的合格率が低い試験です。ストレート合格だと10%を切ります。
そんな一級建築士は、偏差値や難易度から他の資格と比べてどのくらい難しいのか調べてみました!
資格偏差値
資格は世の中に沢山の種類がありますが、資格偏差値を紹介されている以下ページでは、一級建築士の資格偏差値は66とされており、上は英検1級(69)獣医師(67)など、下は航空管制官(65)気象予報士(64)歯科医師(63)など周辺にはどれも難易度の高い資格が並びます。
(参照:資格の取り方)
実際は、それぞれ分野が異なり人によって難しさの感じ方には前後はあるかと思いますが、国内資格の中でも難易度の高い資格であることは間違いないでしょう。
ちなみに大学の偏差値66だと学科によりますが、名古屋・九州・横浜国立・神戸などなど有名校に入れる偏差値です!笑
(入学試験と資格試験は受験者数も内容も異なるので全く比較としては正しくないですが、話のネタとしてご紹介しておきます。)
難易度について
上記の通り、資格偏差値の高いものなので、難易度についても国内の資格の中でも上位であると言えると思います。
また、参照しているランキングではあまり馴染みのない資格まで網羅されていますので、日常生活でお世話になることの多い医師・弁護士・薬剤師・歯科医師・気象予報士などなどに限定すると、やはりこれらと並ぶ高難易度の資格として一般にも認知されていると思います。
試験単体で考えると、2次試験まであり、例年一次の学科が18%前後、二次の製図が40%前後で総合合格率は12%前後となっています。
この試験は、受験資格が必要で建築系大学(もしくは実務を積んで二級建築士から)で単位を取得していなくてはならないため、建築の素人が受験することは基本ありません。
その様な基礎のある人々が受けて学科で5人に1人しか受からないのはやはり難易度が高いと言えるかと思います。なお、二次の製図は前年に学科が受かったものの製図で落ちたという人も再度受けられるため、合格率が高くなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
一級建築士は建物の設計をするのに必要な資格で、規模や構造種別の制限がある二級建築士・木造建築士とは異なり一軒家から超高層ビルまで全ての建物を設計することができる資格です。
以上の様に国内の数ある資格の中でも難しい資格として認知されているので、取得すると実務以外でもいいことがあるかもしれません。
また、学科試験の勉強をすることで、施工や構造・法規と言った欠かせない知識から、色彩・照度・建築史など建築物を設計する上で役に立つ知識を学ぶこともできます。
このページを見てくださっている多くの方は一級建築士に興味のある方だと思います。
試験勉強は取って終わりではなくその後も少なからず役に立ちますので、受験資格のある方は是非挑戦してみてください!