一級建築士 法規が苦手な方へ|実務でも使えるおすすめの参考書籍3選

法令集一級建築士試験

こんにちは!けんちく太郎です!(@acedesign_I)

法規は全125問中30問と最もウェイトの大きな試験です。
また、制限時間いっぱいまでかかる唯一の試験で苦手とする方も多いのではないでしょうか?

法例集は文字ばかりで、また言い回しが独特で理解しにくいですよね

そこで今回は、法規の勉強を行う上で役に立つ実務でも多くの人が利用しているおすすめの参考書籍をご紹介します!

 

 

建築申請memo

実務において、実際法例集より使うのがこの一冊

斜線制限や避難階段の構造、延焼の恐れのある部分など、文字情報だけでは分かりにくい内容も図解されており大変理解しやすいです!
また、階段の寸法や高さ制限(後退距離、勾配など)など、リストでまとめられており一覧できるため覚えるのに大変役立ちます!

特徴的なのが製本が横使い縦開きのため字が途切れず、リストも据わりが良く見やすいです!
また、4色カラー刷りのため理解しやすく使いやすいです!
確認申請機関に協議に行った際にもこちらを使われている方をよく見かけます!

実務者必帯の一冊なので、まだ買われていない方は購入してみてはいかがでしょうか!

また、電子版閲覧権限も付属しますので、出先でもスマートフォンなどから閲覧することができ大変便利です!!

 

 

建築法規PRO

上の建築申請memoと人気を分けるのがこの建築法規PROです!

先ず、こちらは建築申請memoより少しお手頃です。製本が横使い縦開きカラー刷りなのは建築申請memoと同じです!また、綴じ方が親切で完全に開ききることができるため机に置いても開いたまま維持しやすいです。

内容は大きく変わりませんので(好き嫌いはあると思います)お手頃な方が良い方はこちらを検討されるのも良いかもしれません!

ただ、実務においては、周囲の建築士を見渡してみるとほとんど建築申請memoを使っている人ばかりで建築法規PRO派はいません。この辺りは先輩や上司から勧められて買うことによる偏りがあるとは思います!(故にほとんど皆建築法規PROという事務所もあるかもしれない)

 

 

世界で一番くわしい建築基準法

世界で一番詳しいシリーズの建築基準法の参考書です。このシリーズは建築知識で有名なエクスナレッジ社が発行しています。
タイトル通り、それぞれの基準について詳しく解説されています!

建築申請memoは網羅的なのに対して、こちらは主要法令について詳しく解説されています。
正直試験勉強の補助資料としてはこちらは詳しく書かれておりすぎて難解かもしれませんが、より詳細に理解をしておきたい方や、実務での法規について知っておきたい方にはお勧めできる一冊です!

上記の書籍のみではなく、より詳細も見ておきたいという余裕ある(金銭面・時間面共に 笑)方はぜひ購入されてはいかがでしょうか!

一点、発行年が古いため他の資料による内容のダブルチェックが必須です!ご注意ください!

 

 

まとめ

法規が苦手でも、図解やリスト化された情報であればすんなり理解できたということは、この分野ではよくあることです!

特に私の場合、実務において最後の詳細確認は大元の法例集ですが、簡単な調べ物の時は圧倒的に上でご紹介した「建築申請memoを使用します!なので、贔屓目に私のお勧めは「建築申請memo」一択です!笑)

それくらい、法例集の内容は難解ということです。
試験勉強においてもわからない部分については一度引いてみると分かりやすく解説されている事でしょう。実際実務で申請をやるにあたって、先輩の勧めから初めて購入した時には建築基準法がこんなにわかりやすく書かれている本が世の中に存在するなんて!!と感動したものです。

それぞれお値段は少ししますが、そのまま実務でも大活躍しますのでまだ持っていない方は手に入れられることをお勧めします!
(ご存知かとは思いますが、試験会場に持ち込むことはできませんのでご注意ください‼︎)

 

法例集のおすすめは以下でご紹介していますので、まだ買われていない方や迷われている方はぜひ合わせてお読みください!

 

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