一級建築士「学科Ⅳ(構造)・学科Ⅴ(施工)」の概要および心得!

一級建築士試験

こんにちは!
一級建築士試験を初めて受験される方には、そもそも各教科の試験はどのようなものか、イメージがつきにくいと思います。そこで今回は学科の各科目について解説したいと思います!

 

学科Ⅳ(構造)・学科Ⅴ(施工)は学科試験の最後の科目ということもあり、ここでどれだけ点数を取って終われるかが試験の合否を決めます!
早速試験の内容を解説していきましょう!(下記の情報は、本年の試験概要が発表されていないため(投稿日現在)、平成30年の試験を参考にしています。例年ほぼ同じ内容なので概ねそのままかと思いますが、発表されましたら変更点についてもまとめていきたいと思います←31年版に更新しました!

 

 

試験時間

試験時間は、15時10分~17時55分の2時間45分で、2教科の問題および回答用マークシート(両教科が一緒に印刷されたもの1枚)が配布されます。
時間配分は各自で行うことができますので、得意不得意を勘案したタイムスケジュールを組み立てて行ってください。

ただし、これらの教科については時間が余ると思います!むしろ私は時間が余りすぎてある意味一番しんどい教科だった記憶があります…
時間の潰し方についても考えておくと良いかもしれません!(と言ってもできることは限られていますが!)

 

 

問題数

問題数は学科Ⅳ(構造)30問・学科Ⅴ(施工)25問となっています。
点数配分は学科Ⅳ(構造)の30問は学科Ⅲ(法規)と並んで教科別では最も高い配点です!構造計算や数字を記憶する必要が多い科目なので苦手な人も多いかと思いますが、構造計算についてはコツを掴めばそう難しくありません!私も途中まで苦手でしたが特訓の結果本番では6問満点取ることができ点数を稼ぐことができました!

また、学科Ⅴ(施工)の25問は中間の配点ですが、こちらも過去問や傾向から問題を推測しやすい教科なので是非高得点を目指したいところです。
学科試験最終問科目なので、ここで得点できる実力をつけておくことが本試験を最後まで戦いきる上で重要です!

 

 

学科Ⅳ(構造) 得点の狙い所!

学科Ⅳ(構造)は構造設計者にとっては最も点数を取りやすい科目かと思います。
とはいえ時間制限があり、電卓を持ち込むこともできない一級建築士試験では逆を言えばそれまでの難易度です。
前に書いた通り、私も構造計算が苦手で6門中3問程度しか確実に正解することができませんでした。
しかし、諦めずに計算問題に集中して取り組む日をつくり練習することで本番では6問満点を取ることができました。
ここで計算問題を取れるかどうかは合否に大きく関わってきます。
冒頭に書いた通り、できるようになればこれほど確実に得点できる科目はありません。
計算については徹底解説ページを作成中ですので、しばしお待ちください。
各教科の詳しい勉強法については適宜更新していきます!お見逃しなく!

学科Ⅴ(施工) 得点の狙い所!

学科Ⅴ(施工)はゼネコン・工務店勤務の方など直接現場を見ているの方にとっては最も点数を取りやすい科目かと思います。
数値や名称など様々なものが出ますが、こちらも覚えれば覚えるほど点数を取りやすくなる教科です!
また、図解やYouTubeなど実際の工程を目にすることで楽しみながら勉強することも可能ではないでしょうか。

各教科の詳しい勉強法については適宜更新していきます!お見逃しなく!

 

まとめ

以上、科目の概要と2回目以降の受験者がすでに体得している情報です。
既に受験したことがある方はご存知の情報ばかりかと思いますが、これから受験を考えている方の参考になればと思いまとめました!

各教科の勉強のコツやためになる情報は今後順次更新していきます!皆様のお役に立てるよう頑張りますので試験を受けられる方は是非ご確認ください!!